KC10を組み上げて、最初にぶつかる壁がある。「で、これどこで走らせるの?」だ。近所の公園はすぐ物足りなくなるし、河原は良さそうに見えて実は足場が読みにくい。
せっかくのランクル60ボディ、コロコロと平地を流すだけじゃもったいない。ロックもトレイルも、KC10なら十分狙える。
管理人の「つ〜」自身もKC10オーナーとして、山梨のフィールドSWRCで走り込んでいる一人だ。ここでは素組みKC10を前提に、SWRCの各セクションをどこまで攻められるか、正直に書いていく。
SWRCとは
SWRC(SUPERWILD RC and Camp Field)は、山梨県山梨市三富川浦円川1613にあるRCクローラー専用フィールド。走行エリアは5000㎡超で、日本最大級のクローラーフィールドと呼んでいる。
都心からは車で約120分。中央道・勝沼ICから約25分で到着する。日帰りで走りに来ることもできるし、キャンプ場も併設しているので、そのまま泊まって夜まで語ることもできる。
フィールドの中核は、岩場・沢・森・木の根が連なるクローラーコース「クローラーパラダイス」。この記事ではロック・水辺・トレイル・ラリー・バギーの5つの切り口で案内する。EP(電動)でもGP(エンジン)でも走行可能なので、KC10ならそのまま持ち込んでOKだ。
セクション別ガイド:素組みKC10でどこまで行けるか
ここが本題。KC10を買ったばかりの人が一番知りたいのは「うちの子(素組み)でどこまで戦えるか」だと思う。セクションごとに、つ〜が普段の走行感覚から難易度の目安をつけてみた。コースの状態は天候や整備で日々変わるので、星の数はあくまで目安として読んでほしい。
ロックセクション 難易度の目安 ★★★
岩の段差を拾いながら登る、クローラーの本領が試されるエリア。KC10のホイールベースとサスストロークなら基本的な岩越えはこなせる印象だが、大きい段差の続く区間は素組みだと足回りの粘りが足りずスタックしやすい。ウェイト追加やタイヤの選定で化けるタイプのセクションなので、まずは無理せず易しいラインから試すのがおすすめ。ライン取りの詳細は岩場コース攻略ガイドにまとめてある。
沢・水辺セクション 難易度の目安 ★★☆
水たまりや浅い流れをまたぐエリア。KC10は防水を過信せず、電装まわりが水をかぶらないラインを選べば素組みでも問題なく走れることが多い。むしろ路面のぬかるみでのグリップの変化を読む練習になる。水の読み方は沢コース攻略ガイドも参考にしてほしい。初めて来る人にも比較的おすすめしやすいセクション。
トレイルセクション 難易度の目安 ★☆☆
林間の踏み跡を辿るように進む、いわば「歩く」感覚のセクション。急な段差が少ないぶん、素組みKC10でも安心して流せる。SWRCに初めて来た日はまずここから慣らすのがいいと思う。
ラリーセクション 難易度の目安 ★★★
速度域が上がり、路面の起伏も大きいエリア。素組みKC10だと直進安定性やサスペンションの初期セッティングのままでは厳しい場面が出てくる。正直に言うと、ここは素組みだけで押し切るのは簡単ではない。スピードを落として丁寧に走るところから始めるのが現実的だ。
バギーセクション 難易度の目安 ★★☆
開けた区間でスピードとコントロールを試すエリア。クローラーであるKC10だとバギー勢ほどの俊敏さは出ないが、じっくり操作を練習する場としては十分楽しめる。ここも素組みで一度走ってみて、物足りなければ足回りから見直すくらいの気持ちでいい。
親子で来るなら
SWRCにはレンタルクローラー(レイス1.9)が3台ある。KC10を持っているのが自分だけでも、家族や友人がレンタル機で一緒に走ることができる。
マシンを持っていない人と一緒に行くなら、手ぶら体験(走行+レンタル)3,000円がおすすめ。走行だけなら日帰り2,000円、レンタルのみなら1,000円。中学生以下はレンタル利用時の料金以外は無料なので、家族連れでも気軽に来られる。
泊まって走るなら
SWRCはキャンプ場併設のフィールドなので、走って終わりにせず、そのまま一泊していくこともできる。ラジキャン(走行+宿泊)は4,000円、手ぶらで来るならラジキャン手ぶらで5,000円。
昼はセクションを攻めて、夜は焚火を囲んでその日の走りを語る。KC10のセッティング談義をしながら過ごす夜は、日帰りとはまた違う時間になる。
料金・アクセス・予約
| プラン | 料金 |
|---|---|
| 日帰り走行 | 2,000円 |
| レンタル | 1,000円 |
| 手ぶら体験(走行+レンタル) | 3,000円 |
| ラジキャン(走行+宿泊) | 4,000円 |
| ラジキャン手ぶら | 5,000円 |
中学生以下はレンタル利用分を除き無料。
所在地: 山梨県山梨市三富川浦円川1613
アクセス: 都心から車で約120分(中央道・勝沼ICから約25分)
予約はswrc.jp/book/から。最新情報はX(@wildoffroadRC)でも発信している。KC10を持って、まずは一度、フィールドで走らせてみてほしい。
よくある質問
KC10はどこで走らせられる?
山梨県山梨市三富川浦円川1613にあるSWRC(SUPERWILD RC and Camp Field)で走行できます。走行エリアは5000㎡超で、ロック・水辺・トレイル・ラリー・バギーの5セクションがあり、KC10のようなEP(電動)クローラーも問題なく走行可能です。都心から車で約120分です。
素組みのKC10でも走れる?
トレイルや水辺セクションは素組みKC10でも十分楽しめます。一方でロックの大きな段差やラリーの高速区間は、素組みのままだと厳しい場面もあります。各セクションの目安の難易度は本文で紹介していますが、まずは易しいセクションから試すのがおすすめです。
家族と一緒に行っても楽しめる?
はい。SWRCにはレンタルクローラー(レイス1.9)が3台あるので、マシンを持っていない同伴者も一緒に走れます。手ぶら体験(走行+レンタル)は3,000円で、中学生以下はレンタル利用分を除き無料です。キャンプ場も併設しているので、家族で泊まりがけの一日にすることもできます。