クローラーやバギーを手に入れて、組み立てて、充電して——最初に突き当たるのが「で、どこで走らせよう?」という問題です。この記事では、走らせる場所を探すときの考え方を整理します。結論を先に言うと、「禁止されていない場所を探す」より「走らせていい場所を知っている」ほうがずっと早くて、気楽です。
公道では走らせない
車・自転車・歩行者が通る道路で走らせるのは、サイズに関係なく危険です。RCカーは小さくても速く、運転者からはまず見えません。事故やトラブルの原因になるので、公道は最初から選択肢に入れないのが正解です。家の前の私道であっても、飛び出しの可能性がある場所では同じ注意が要ります。
公園は「その公園のルール」がすべて
ラジコン走行を禁止している公園は多く、条例や公園ごとの利用規則で明記されている場合があります。禁止の看板が見当たらなくても自由という意味ではないので、確実なのは管理事務所や自治体への確認です。
走らせられる公園でも、守りたいことは共通です。
- 人が多い時間帯・場所を避ける
- 子供や犬が近づいてきたら止める(向こうは動くおもちゃに見えています)
- 走行音・モーター音に気を配る(静かな住宅街の朝夕はそれだけで苦情になります)
- 芝生・花壇・植栽を荒らさない
河川敷・空き地・山林
河川敷は「誰のものでもない空き地」に見えますが、実際には管理者がいて、グラウンドなどとして団体が使用許可を得ている区画も多くあります。地域のRCクラブが管理する走行スペースが河川敷にあることもあるので、見つけたら勝手に走らせる前にそのクラブのルールを確認しましょう。空き地や山林にも必ず所有者がいます。無断で走らせるのはやめておくのが無難です。
クローラーがいちばん困る
バギーやツーリングカーなら広い平地があればなんとかなります。困るのはクローラーです。クローラーが走りたいのは岩・斜面・沢・木の根——つまり、公園で走らせたら一発で注意される地形ばかり。花壇の縁石や公園の岩に登らせるわけにはいきません。本物の岩場を気兼ねなく走れる場所は、実はかなり貴重です。
「野良ラジ」という言葉と、その現実
サーキットやフィールド以外の場所で気ままに走らせることを、愛好家は「野良ラジ」と呼びます。空き地でのんびり走らせる野良ラジには独特の気楽さがあって、この遊び方自体を否定するつもりはありません。ただ、ここまで書いたとおり「気兼ねなく野良ラジできる場所」は年々減っているのが現実です。走らせていい場所を探す手間と、注意されるかもしれない緊張感が、いつの間にか趣味の腰を重くします。
SWRCには、地面に座り込んでまったり走らせる「野良ラジ感覚」の楽しみ方で来る常連さんも多くいます。誰にも気を使わない野良ラジの気楽さと、本物の岩場・沢という地形。その両方を合法的に手に入れられるのが専用フィールドです。
答え: 走っていい場所=専用フィールドを知っておく
結局のところ、いちばん気楽なのはRC走行のために作られた場所で走ることです。誰にも気を使わず全開にできて、地形は走るために整えられていて、周りは同じ趣味の人ばかり。「走らせる場所がない」が理由で埃をかぶるマシンが減ります。
SWRC(山梨市)には、本物の岩場と沢を使った5,000㎡超のクローラーコースと、土のオフロードサーキットがあります。走行は2,000円で1日走り放題、マシンがなくても手ぶら体験(3,000円〜)で走れます。どんな地形かは走行動画まとめを見るのが早いです。これからマシンを選ぶ段階の方はラジコンの始め方もどうぞ。
山梨でラジコンを走るなら SWRC
この記事の舞台であるSWRC(山梨市)は、5,000㎡超のラジコンサーキット&キャンプ場です。マシン持ち込みの日帰り走行(2,000円)から、ラジコンレンタル・手ぶら体験(3,000円〜)、ラジキャン(宿泊+走行)まで対応しています。